開業してから最も苦労したことは何ですか?

フリーランス20代看護士

意思決定や責任を一手に担う立場となり、孤独感を覚える場面が増えました。これは業務量の多さではなく、「判断を最終的に自分一人で背負う」という立場特有の心理的負荷によるものだと感じています。この孤独感を放置すると、思考が内向きになり、視野の狭まりや判断精度の低下につながる可能性があるため、意識的に対処することが大切と考えています。

対処法の一つとして、本を読む時間を確保しています。経営者や開業経験者の思考や経験に触れることで、自身の感情や状況を客観的に整理でき、冷静な判断を取り戻す助けになります。特に、不安や迷いが強い局面では、他者の言語化された経験が思考の指針となり、感情に振り回されにくくなります。

もう一つは、人と会い、話す機会を意識的に持つことです。ここではスタッフではなく、利害関係のない第三者との対話を重視しています。結論や助言を求めるのではなく、自身の考えや不安を言葉にして外に出すこと自体が、心理的負担の軽減につながると感じています。判断を共有することで、責任を分散させるというよりも、思考の整理と再確認が可能になります。

孤独感そのものをなくすことは難しいですが、「一人で抱え込まない環境を意識的につくること」が、長期的に安定した経営判断を行う上で有効な対処法だと考えています。開業後の孤独は、責任を持って経営に向き合っている証でもあり、今後も適切に向き合いながら進めていきたいと考えております。